鬼恋うる鬼在り・・・鬼待ちいずる宵や忍び来る・・・

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鬼恋うる鬼在り・・・
鬼待ちいずる宵や忍び来る・・・
鬼のこころひとしらずあり
さりとて　この世に鬼の在る里なく

里恋うるに　恋うる里なく
ひと恋うるに　恋うるひとでなく
ただ宇宙を　彷徨いて

神に従う

The Sunset.

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茜乃夕陽が
藍乃漣に映え
眩くあざやかにオレンジの色が広がる！

九重の深き
コバルトブルーの海の
真っ直ぐにある地球の崖へ

沈み逝く光の神
純白ににして大きく
まさに大日乃白輪に観える

澄みわたる気　高く而て
宇宙い　その空に
彼方に在る　一隅を占めて存る

真っ黒な雲の巨大な団塊
黄金色の世界を
更なる美へ誘うように
ひと極　彩やかに魅せる

地球を抱いて輝く
サンセットのページェント！

世に在る　全ての色を現し
世に在る　全ての人を魅了し
世に存る　全ての煩悩を鎮める

この輝きの中に　在る者の
全てが偉大な喟(ためいき)と
至福を得る

時よ　いまこそ
そのままに在れと
願いたる・・・

夢の如く
美しく
夢の如く
綺麗で
夢の如くに
儚い

紅いに然ゆる夕焼け

鬼、遥かな時偲び今を問う？

鬼の心沁みる・・・先人の眠りし穴。

幾千年　重ねて　壁に遺せし思い　島影ぬ美らさよ　肝ぬ美らさよ　刻みて深し　牧港の川の岸へ

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